-お仕事をする上で遣り甲斐を感じる瞬間は?
居酒屋なので、お客さんに納得してもらえるような料理やお酒を振舞うのはもちろん大事なことですけど、僕がこだわるのはせっかく来てくれたお客さんに居心地良くしてもらいたいということなんです。店の雰囲気とかサービスが行き届いているとか、居心地の良さって色々とありますよね。でも、一人ひとり感じ方って違うじゃないですか。どうしても自分自身「これだ!」というものが見つからず悩むところなんですよね。でも、お客さんの方から「ありがとう」と言ってくれたりすると、「お店を気に入ってくれたのかな?」って思えるので。そういった反応が返ってきた瞬間は遣り甲斐を感じますね。
-お店を開いてからの5年間で何か印象に残っていることはありますか?
開店当初、僕と同い年のお客さんがよく来てくれていて、好きな女性がいるという話をよく聞かされていたんですね。ある日、彼はその女性を花火大会の日に僕の店に連れてきてくれました。そして、プロポーズをしたらしいんです、この店で。その話は後から聞いたんですけど。やっぱり嬉しかったですね。ここが二人にとっての思い出の場所になったというのは。
-生まれも育ちも横浜の郡さん。横浜のどんなところが好きですか?
学校が川崎や八王子の方だったので、住んでいてもあまり地元に携わることがなかったんです。だからこそ余計、大人になるにつれ、自分の住んでいる街を知ろうという気持ちが強くなりました。やっぱり横浜が好きで、お店を開くことになっても地元がいいなと思ったんです。僕のお店の周りは港なので船の関係の方がたくさんいらっしゃいますし、横浜自体国籍も色々ですし、やっぱり面白いと思いますね。
-BERRY読者へ一言!
『花鳥風月』という名前は、ストレスが多い現代の社会の中で、お花でもいいですし、食材からでもいいですし、自然とどこかしら触れ合うことで、ストレスを軽減していただきたい、という意味が込められているんです。店だけでなく、日常生活の中で自分だけの「自然」を見つけると、悩みなどが少し和らぐのではないかなと思います。自然に触れると優しい気持ちになりますしね。僕もそれを少しでもお手伝いできたらなと思います。