大きな夢を持って大学卒業と同時に上京してきた比嘉さんは、インターネットの広告代理店で、営業として忙しく走り回っている。「平たく言うとクライアントの広告枠を売り歩く仕事をしています。例えば、ヤフーのトップページのバナーと呼ばれる、右上にあるものですね。この仕事に就いたきっかけは、沖縄で起業するのが夢なんですけど、ITっていうのは沖縄ではまだまだだと思うんです。だから、ここで勉強をして沖縄に帰ったときにはIT関係の仕事をしたいんです。このマーケットは沖縄ではまだまだ小さい規模なので、大きくする力が僕にあれば活躍できるかなって。生まれ育った大好きな沖縄をよりよい場所にしたいんです」そんな比嘉さんが心掛けているのは、人とのコミュニケーションなんだとか。
「お客様が何を求めているのかを理解しなきゃやっぱりダメなんですよ。いろいろな話をしてコミュニケーションをとりながら、お客様にも時代を理解してもらうようにしています。広告に関しては今年流行ったものが来年流行るとは限らないんです。だから、今流行っているものを来年に向けて営業してもダメなんです。僕を信頼してくれるお客様のためにできることを第一に考えて提案するように心掛けています」
真摯な眼差しで仕事に対して語る比嘉さんは、本当にクライアントのことを考えていることがよく分かる。「お客様のことを一番理解しているのは僕なので原稿も考えます。もちろん、クリエイティブなことに関しては制作が担当しますが、僕が積極的に参加しないとお客様も納得いかないと思うんです。だから、”比嘉さんに任せて良かった“って言っていただくときが一番嬉しい瞬間です」 |